【考察】現実におきた現象や効力：木星（♃）の場合

巷の無料占いはざっくり１２星座にわけているものが多いです。同じ○○星座の生まれや、天体の位置に分類されても、早い生まれの人と遅い生まれの人では効果や解釈が異なるとされています。

本記事で得られる知見

1. 考察：１２年サイクルの振り返り→読者のみなさん。12年後また本記事で会いましょう
2. 体得：今後巷の占いを参考にするときに「過剰に期待しすぎない」スタンスをとることが出来る
3. 考察：木星とホロスコープの解釈「運のいい時期は現実におきたのか」（omiの場合）→おきていない
4. 考察：木星を現実世界に活かす適切な解釈とは→「幸運」ではなく「拡大」で解釈するのが適切

2022年12月11日最近の木星の位置

木星が魚座の２９度にあります。３６０度を１２星座で等分しその最後１２番目の魚座の２９度、の意です。

牡羊座１度をスタートとすると、2022年12月中に１周を終えます。木星は地球の周りを１周するのに約１２年要します。１区切りの時期です。

本題：omiが「木星」で幸運を実体験したことは？→未だ無し

20年以上占い師をやってるomiですが「木星＝幸運」の現象は体験無し。

木星が太陽やMCと重なる位置にあっても「幸運」イベントは一度もなかったと記憶しています。一方で旅や懸賞など日常での幸運はたびたびありましたが、いずれも木星の影響はみじんも感じない天体の位置でした。

巷では木星が幸運ともてはやされていたり、グッズが販売されていますが、怪訝な印象がぬぐえません。

omiの事例

1. 木星と太陽が０度→よくあるホロスコープ見解例「自分のやりたいことが増える、職場で昇格する、給与が増える」→omiの実例：むしろ給与が減りました。前職まで給与が減ったことは一度もありませんでした。このタイミングでの１２年前を振り返っても、正社員ではなく更新無しの契約社員だったので社会的にも弱い立場。給与も低かった。
2. 木星とMCが０度→よくあるホロスコープ見解例「社会的立場が良くなる、昇格する」→omiの実例：社会的立場や評価の意と、その反対側にあるIC（家、プライベートの位置）両方を鑑みたがほんとに何もおきなかった。敢えてあげるなら、職場での軋轢とハラスメントは継続していた。当時弁護士相談済。規模や件数が増えた印象はない。
3. 増えた、広がりをみせたものはあるか？→一人旅を始めてから「初対面から仲良くなれる・意気投合する」心の友たちがかなり増えました。その間、木星がホロスコープで特別な角度はとっていない。０度となるホロスコープはない。
4. 減った、縮小したものはあるか？→仕事と給与！しかも（社会的立場を意味する）１０ハウスに太陽のあるomiにとっては西洋占星術本や巷で言われる拡大効果はむしろ真逆となりました。大ウソつきといいたいくらいですね。なのでここだけ切り取ると「西洋占星術なんて信用しない。金払う意味ないね」と評価されても仕方ないほど当たっていないです。私もこれらの体験から木星＝幸運とは依頼者に普段から案内していません。

余談：

• 春分→太陽が牡羊座で１度のとき
• 夏至→太陽が蟹座座で１度のとき
• 秋分→太陽が天秤座で１度のとき
• 冬至→太陽が山羊座で１度のとき
• Chinese New Year→月が水瓶座で１度のとき
• 余談：中秋の名月→満月とは限らない。月が「秋分日（太陽が秋分点を通過する日）以前の、一番近い朔（新月）の日を1日目（旧暦八月一日）として、15日目を中秋とする時期」