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好きな物こそ、頭から信じず、まず疑い、信じるに足るか考察する

知的財産シンポジウム「知的財産に関する契約実務の最前線 ~知的財産とソフトローの交錯~」

9/22木曜に大阪で開催された知的財産シンポジウム「知的財産に関する契約実務の最前線 ~知的財産とソフトローの交錯~」にオンラインで参加しました。司会進行役の方の関西弁が、和む。関西開催の知財セミナーはところどころに笑いがあって私は好きです。関西発セミナーは一押しです。

目次

本シンポジウムのテーマ

1:近年の法改正と契約実務
2:民法理論と契約実務
・・ 準委任と請負の選択
・・契約不適合責任と知財契約(非侵害保証条項)
3:成果物の権利帰属に関する条項

シンポジウムの内容

一部は私の仕事の都合で聴講できませんでしたが、フランチャイズ業界での不正競争防止法やライセンス契約について触れられていたのが印象的でした。

本記事は、有資格者向けの深い考察開示が目的ではないのでシンポジウムの詳細は割愛します。フランチャイズ業界の知財法務は業務範囲も多岐にわたるので面白そうです。

昔はIT業界での業務経験が転職時につぶしがきくと思っていましたが、特に近年は業界関係なくIT系の知見をもつ知財法務職の人も増えてきていると感じるので、今後はグローバル企業かつコンテンツ業界が面白そうだなと思っています。

無料でこういった知財学習ができるのは本当にありがたい世の中です。オンラインツール万歳。コロナの影響によって生活が便利になったことのほうが私には大きいです。大阪弁護士会では頻繁にセミナー等が開催されているようです。社会貢献大ですね。関西コンテンツは楽しみながら視聴できて、いい意味で堅苦しくなくて面白いです。

マイクの音声OFFのまま登壇者らが話し始めることが本シンポジウムでも度々ありました。他登壇者らが「ははは」と微笑む中、穏やかな時が流れていました。関東だと注意やサポートの動作だけで、周りで暖かく包み込む光景は少ない印象があります。

東大教授の田村先生がここでも登壇されていらっしゃる

北海道大学の「2022年度 北海道大学サマーセミナー最新の知的財産訴訟における実務的課題――著作権・不正競争・意匠・商標編――」でも田村先生はご登壇されておりました。毎週各地に出張・登壇でかなり多忙な印象。お話するのが大好きなのか普段壇上では元気いっぱいです。

用意されているスライドのうち多くが時間の都合上skipされる、”お約束の光景”が今回もありました。資料はDL可能でしたが毎回200ページ超の大ボリュームが恒例。

本シンポジウムのリンク先

知的財産シンポジウム「知的財産に関する契約実務の最前線 ~知的財産とソフトローの交錯~」

この記事を書いた人

【1】鑑定歴:20年以上
【2】占い得意分野:選択全般、ビジネス、人間関係(相手の気持ち)、学業
【3】経歴:修士号(知的財産系)
      知財法務職
      開発技術職
【4】他:招待制が基本ですが、飛込の新規客へはVRアバターか画像共有なしのonline 通話で対応致します

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